東京都のJR新橋駅は多くの路線が交わるターミナル駅で、JR山手線を始めとして東海道線、京浜東北線横須賀線が走ってします。
又、都営浅草線の地下鉄駅と、東京メトロ銀座線、東京臨海高速鉄道りんかい線・通称ゆりかもめの始発駅でもあります。
駅周辺部はサラリーマンの聖地と呼ばれている位ですから、オフィース街として有名な街です。

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鉄道発祥の駅、新橋駅

♪汽笛一声新橋を~、早我が汽車は離れたり~♪という歌詞で知られる鉄道唱歌の一番冒頭に歌われている駅新橋。
日本最初の鉄道が開通した駅として知られています。
新橋駅から横浜駅に開通したこの鉄道が日本鉄道史の発祥ですが、実は開通当時の新橋駅と横浜駅は、現在の新橋駅と横浜駅ではないという事は、知る人ぞ知る事実で、広く知られているとは言えません。
開通当時の新橋駅は現在の駅ではなくて、その後に貨物ターミナルとしてできた汐留駅なんです。

又、当時の横浜駅は現在の桜木町駅なんです。
開通当時の駅舎跡は、現在汐留シオサイトとして再開発されて、東京を代表する超近代的ビルが林立しています。

汐留シティセンターとパナソニック東京本社ビルの間に、当時の旧新橋停車場が復元されて、鉄道歴史展示室として
無料で開放されています。
建物そのものも当時を偲ぶことができますし、現在の地面の下にある当時の線路も見ることができる、貴重な施設です。

新橋駅の汐留シオサイト

JR新橋駅は旅客駅ですが、新橋駅とお隣の浜松町駅の東側一体は、日本でも最大級の汐留貨物ターミナルがありました。
鉄道貨物の需要が減少したことにより1986年にその歴史に幕が降りました。
その広大な跡地が、汐留シオサイトとして再開発され、近代都市東京を象徴するエリアとして変貌を遂げました。

13棟の高層ビルが立ち並び、4つの都市型ホテル、多くのレストランや専門店、そして居住空間が出現しています。
日本テレビ、電通、パナソニック、資生堂など、わが国を代表する大企業が東京本社機能を移転しています。

新橋駅西口広場

JR新橋駅西口には多くの方がご存知である二つの場所が目に飛び込んで来ます。
一つはSL広場。
改札から西口に出ると小さな広場があり、その先に蒸気機関車が静態保存されています。
蒸気機関車が保存されていることで、この広場は通称SL広場として知られています。
東京の地上波テレビ局が、サラリーマンにインタビューする場所として知られていますので、テレビで光景を見たことのある方は多いと思います。

二つ目はその広場の南側に建つ中層ビルのニュー新橋ビル。
地下2階地上11階建てで、飲み屋、定食屋、金券ショップ、マッサージ店、スナックなどが入居する雑居ビルで、東京のど真ん中で今では珍しい昭和の香りがぷんぷんする独特な雰囲気のビルなんです。
この二箇所は、新橋を象徴していると言っても過言ではありません。

新橋駅の飲み屋街

新橋駅西口の南側には小さな飲み屋さんが林立する、所謂サラリーマンのパラダイスが広がっています。
夕方から多くのサラリーマンが仕事の疲れを癒しにやって来ます。
新橋の西側は虎ノ門や霞ヶ関、北側は日比谷や丸の内、東側は汐留や銀座、周囲は東京の中心部としてのオフィースが集結し、サラリーマンのメッカ。

銀座や六本木などとは違い、中年サラリーマンが庶民的に憩う飲み屋街がこの新橋駅西口の南側エリアです。
気さくで、ざっくばらんで、ちょっとひっかけやすい庶民的な飲み屋さんが沢山あります。
JR新橋駅周辺エリアは、まさしくサラリーマンの街と言えます。
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