今回ご紹介する東京都小金井市にあるJR中央線武蔵小金井駅は東京の多摩地区にある小金井市のほぼ中央にあります。
緑多い多摩地区にありながら、新宿から約30分と都心に近く、人気の町・吉祥寺にも4駅という、通勤通学に便利な所です。
スポンサードリンク
再開発が進む東京都小金井市武蔵小金井駅周辺の情報
駅の東側を南北に横切るのは小金井街道で、ここでは毎年夏に阿波踊り大会が行われ地元の人で賑わいます。
武蔵小金井駅は中央線高架事業で2009年に高架化し、同時に南口ロータリーの整備が進み、南口が再開発されてますます便利になってきています。
中でもイトーヨーカドーが駅前にオープンし、食料品から日用品、衣料品が揃ううえ、営業時間は午前10時から午後11時までで仕事帰りの買い物にも便利です。
この他にも南口を出て目の前にセレオ、アクエルモールなどのショッピング街があり、マクドナルドやサイゼリア、大戸屋の他、書店や高級スーパー、ベーカリーショップや内科・整形外科の病院などが入っています。
2015年には駅直結のショッピングエリア・NONOWAもオープンし、スターバックスやスープカフェ、惣菜店も入って賑わいを増しています。
この中にある神戸屋ベーカリーでは朝11時からブレットバーがついたビーフシチューを食べられ、買い物ついでの手軽なランチにもおすすめです。
さらに南口ロータリーに面して小金井市民交流センター(宮地楽器ホール)があり、コンサートや市民ギャラリーなど市民の芸術活動の拠点となっています。
一方北口には、西友、ドンキホーテなど大型店の他、大手銀行もいくつかあり、また小金井街道に沿ってコンビニなどの小型店舗やマンションが立ち並んでいます。
このあたりの新築一戸建ての相場は、駅徒歩15分土地約30坪の3LDKで4500万~5000万円台、賃貸物件は築15年、駅徒歩10分の1Kで家賃5~6万位です。
武蔵小金井駅の子育て環境・教育
ここ武蔵小金井駅周辺は大学や私立中高など教育機関が多く、市内では東京学芸大、東京農工大、法政大があり、隣接する市にも東京外語大、国際基督教大、東京経済大などがあります。
駅を中心として周辺は落ち着いた住宅街が広がり、こうした多くの教育機関があることからか、地域の教育レベルは高く都内でもトップクラスで、充実した教育環境の文教地区となっています。
うるう秒の際に話題となった日本標準時を管理する情報通信研究機構も近くにあるなど、恵まれた環境です。
また市内にはスタジオジブリもあって、小金井市の公式イメージキャラクターは宮崎駿監督の製作によるものとなっており、文化面でも魅力ある場所です。
武蔵小金井駅の子育て環境・自然の多さ
駅の南側は国分寺崖線が通り、南側地区は一段低くなっているため、駅からはいくつもの坂が下っています。
近くには野川が流れ、駅から野川周辺あたりまでの坂はカフェや美術館を楽しみながら散歩できるコースもあります。
野川は子供たちの水遊びや生き物観察にぴったりの細い川で、朝夕は犬の散歩やウォーキングを楽しむ人も多く、夏は蛍の観察ができる場所もあり、豊かな自然に恵まれた環境です。
一方北口からバスで5分ほどの所には都立小金井公園があり、面積約80haほどの広さの園内ではスポーツやバーベキュー、バードウォッチングなどの楽しめる、市民の憩いの場所となっています。
また小金井公園は桜の名所としても有名で、日本の桜の名所100選に選ばれています。
なかでも小金井桜は有名で、この桜にちなんで武蔵小金井駅の発車メロディーは「さくらさくら」になっているので、駅でぜひ聞いてみて下さい。
もうひとつこの公園の見どころとなっているのは、江戸東京たてもの園です。
ここでは江戸時代以降の古い建物が移築されて屋外展示されていて、昔の街並みのなかで昔遊びなども楽しめるのでお子さんにもおすすめです。
この建物の中には、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の中で湯婆婆が営む「油屋」のモデルとなったといわれる「子宝湯」があり、ジブリファンにはたまらないスポットです。
駅周辺の落ち着いた住宅街の中には畑も点在していて、江戸東京野菜と言われる昔ながらの伝統野菜を作っている農家もあります。
こうした畑では農家の方に直接食べ方など聞きながら、お手頃な価格で旬の野菜を買って楽しむ市民の姿も多く見られます。
このように武蔵小金井駅とその周辺は、都心へのアクセスが便利な緑豊かな文教地区で、治安も比較的良い住みやすい落ち着いた街並みが広がっています。