北海道十勝地方にある帯広市についてご紹介します。

北海道は札幌だけじゃないんです!

私は旅行好きということもあり、ヒッチハイクや日本一周自転車旅行を行ったことがあります。
そんな中でふらりと訪れる新たな土地はどこも趣深いものがあり、一歩足を踏み入れるとさらにその土地の奥深くまで知りたくなってしまいます。

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そんな私が旅先で訪れる土地の中で今回は縁あって訪れた、北海道の十勝地方帯広市を紹介したいと思います。

皆さん一度は十勝、帯広という地名を聞いたことがあるかと思います。
十勝は北海道の中でも特に農業や酪農が盛んで、日本のフードバレーと呼ばれるくらいに多くの米や野菜、乳製品を日本全国に届けています。
テレビや写真などでも見るように大自然の映像が頭から離れないのですが、実際に足を踏み入れてみると北海道にありがちな問題が感じられなかったのです。

帯広市ってどんなとこ?

北海道には雪国特有の問題だけでなく、田舎にありがちな問題があります。
まず雪国特有の問題といえばテレビで見るように大雪が降るということ。
しかし、北海道育ちの私も驚いたのですが帯広は内陸ということもあり、雪があまり降らないのです。
それは十勝を囲む十勝岳によって比較的雪の影響を受けにくいとされており、例えば札幌で10cm積もっても帯広は5cmといった具合にあまり雪が積もらない。
それだけでなく、家の土地がかなり広いために雪投げによくあるお隣さんとのトラブルが起きないといったメリットがあります。

そして、皆さんが気になるのは田舎にありがちな問題でしょう。
この問題は様々だと思いますが、私は交通の便が悪いことと買い物に行くのが大変なことだと考えております。
私も当初帯広市は田舎というイメージしかなかったのですが、JRも通っており、札幌まで直通の特急もあります。
また、帯広駅からは帯広空港直行のシャトルバスも運行しており、帯広空港から東京までのアクセスも安いときに航空券を抑えられれば往復1万5千円ほどで東京に行けてしまうのです。

帯広市はアクセスも便利

市内には様々な路線のバスが運行しているので市内だけでなく近隣へのアクセスにも便利です。
そして、買い物についてですが、帯広市はその土地の広さを活かし、駅周辺だけに商業施設を集めるのではなく駅を中心とし広範囲にイトーヨーカドーやイオンCOOPにファミリーレストランなどを展開しています。
東京や大阪のようになんでもある、ということはありませんが田舎独特のゆっくりと流れる時間味わえる場所です。

帯広市の治安や観光スポット、娯楽施設について

交通や買い物について重点を置いて書きましたが、治安や観光スポット、娯楽施設についても触れておきましょう。
治安は誰しも気になるものですが、帯広は田舎にいそうなヤンキーや暴走族がほとんどいません。
日本一周で帯広を夜間走った際にも遭遇しませんでしたし、そういった話もあまり聞きません。

また、観光スポットや娯楽施設は豊富にあります。
それは日本人が大好きな温泉が、帯広市にはいたるところに点在しています。
入浴料も最近の銭湯の料金(5~600円)とリーズナブルです。
それだけでなく漫画『銀の匙』で有名な帯広神社や北海道の人気お土産『六花亭』の工場もあり見学以外にも試食や、カフェでおいしいシュークリームを味わうことができます。
その他にも、餃子の王将が恋しくなった際には餃子の王将以上においしい餃子が食べられるラーメンと餃子の「北京」の餃子があります。
また、訪れると幸せになれる幸福駅も帯広にあります。

都会もいいけど……

私は現在東京に住んでいるのですが、人々の雑踏、忙しなく流れる時間の世界に身を置くと田舎の空気が恋しくなります。
私は依然として旅行で各地をふらふらとしていますが、老後の生活は帯広のようにものが安く、便がよく、買い物がしやすい田舎に生活したいと思います。
都会はものがあって生活しやすいけど、やっぱり田舎の生活にあこがれを抱いている皆様、是非一度帯広に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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