引越し業者の繁忙期

引越しには繁忙期と閑散期があり、繁忙期に該当するのが3月から4月上旬頃となっています。
春の引越しシーズンとも呼ばれており、入学や就職や異動によって引越しが必要になる人が多くなるため、混雑することがあるのです。

引越し業者にもよりますが、5月から6月頃になると入学や就職や異動による引越しが落ち着くため閑散期となる傾向が見られます。
寒くなる冬はなるべく引越ししたくないと考える人が多いため、11月から2月頃も閑散期となることが多いです。

引越し業者の繁忙期は人出不足になる

春の引越しシーズンに利用者が集中するため、引越し業者では人出不足となります。
アルバイトを雇って人出不足を解消することが多いのですが、引越しアルバイトの仕事はきついため、学生に敬遠されるようになりました。

アルバイト情報誌を見ると引越しアルバイト募集という文字を良く見かけるようになります。
しかし最近の好景気により、人出不足は他の業界にも進んでおり、時給を上げて募集しても中々集まらない状況です。
十分なアルバイトが集まらなければ、人出不足は解消されません。

さらにアルバイトの他、引越し業者のドライバーも不足し始めました。
大手宅配業者で待遇の見直しが行われ、ドライバーにとっては引越し業者よりも宅配業者のほうが魅力的となったことが要因と考えられています。
誰しも待遇の良い会社で働きたいと思うものですよね。

仕事もきついため引越しドライバーの定着率も低い状況です。
特に若い年代で定着率が低くおり、引越しドライバーの年齢層が高くなってきました。
定着率が低い状況では中々ドライバー不足は解消しません。

以前は引越しドライバーの長時間労働が問題視されていました。
しかし最近になってから長時間労働の問題が是正されたため、春の引越しシーズンになるとキャパを超えやすくなったのです。

今までは1日5件の引越し作業を行っていたところ、1日3件などに抑えられるようになりました。
利用希望者からの引越し予約が入っても、裁き切れないため断られるケースが増えてきたのです。
断られてしまったのでは引越ししたくても難しくなりますよね。

引越し業者側も対策を行うようになった

人出不足に悩まされている引越し業者側も黙って見ている訳ではありません。
引越し業者によっては法人の顧客に対し、引越し時期の変更ができるのか頼むようになったのです。

異動の時期を変更して貰えれば、その分だけ利用者が分散するため、混雑している状況をある程度緩和させることが可能になります。
春の引越しシーズンは料金の値上げで引越しドライバーを確保しようとする引越し業者が増えています。

繁忙期になるとどの位上がるの?

引越し業者にもよりますが、単身では45,000円ほどの料金がかかります。
2名では75,000円ほど、3人家族では88,000円ほどの料金です。

これが繁忙期になると単身74,000円ほど、2人140,000円ほど、3人家族170,000円ほどまで上がると言われています。
人数や荷物によっては倍近く料金が上がってしまうのです。

なるべく料金が上がる春の引越しシーズンは避けたいところですが、入学や就職だと時期の変更が難しい状況となります。
入試合格前だと引越しまで考えられないことが多いですよね。
家具や家電など新生活で必要になる品物は引越し先で調達するなどで、荷物をなるべく少なくすると良いでしょう。

引越しが決まった時は早めの予約も大切です。
全日本トラック協会では引越し混雑予測カレンダーをネット上で公開していますので、予約を取るのが難しくなる日程が分かりやすいです。
2018年のカレンダーでは3月24日から4月8日にかけて特に混雑しやすい日程となっており、なるべく予約は避けたほうが良いでしょう。

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